滋賀スキー協会長
村地兼次
会 長 あ い さ つ
近年、スノースポーツのを取り巻く状況を見れば、国内のスキー・スノボー人口が減少している。私達のフィールドであるスキー場では、近年の外国人観光客のブームから、外国人頼みにより活力を見い出している大きなスキー場がみられる。一方で、国内からの来場者に頼るスキー場では営業時間の見直しや、中には閉鎖をされるスキー場もでてきています。
私達、滋賀県勤労者スキー協議会(以下、滋賀スキー協)は、昨年の総会時に組織人数が100人を割ってしまってから、今日まで100人の峰を超えることなく今総会を迎える事になりました。
この一年の滋賀スキー協を簡単に総括してみますと、長年、続けてきた少年少女春スキーを止めたこと、スノーボード部が活動できなくなったことがあります。活動の中では、基礎技術部・競技部・バックカントリー部・機関紙(滋賀スキー協ニュース)などの担当者の努力により取り組みができた。スノー祭典では、全国スキー協の50周年記念ウイークに合わせてキューピットバレイスキー場へは26名の参加で行えたことなど、関西ブロックの行事の取り組みなどがあります。この一年の取り組みを、今回の総会で改めて皆さんの意見を出していただいて総括したいと思います。
これから一年の取り組みについて、とくに2020シーズンの行事である「滋賀スノー祭典」については、日程・場所・内容についていはまだ決まっていません。この総会で、皆さんの意見を出していただきシーズンまでには決めたいと思います。
先日、5月19日に開催されました新日本スポーツ連盟滋賀県連盟の定期総会において出された話ですが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや、2024年に開催される第79回滋賀県国体など大きなスポーツイベントには莫大な費用を賭けながら、われわれ一般市民が利用するスポーツ施設や運営予算をどんどん削るようになっているのが国や行政の現状です。
私たち滋賀スキー協も、「スポーツは万人の権利」「スポーツは平和とともに」と位置付け、「あわてず・あせらず・あきらめず」スキー協会員が主人公になり、組織、技術の前進と魅力ある滋賀スキー協をつくり、また、みんなが楽しめるよう、少しづつでも前え進めていこうではありませんか。
滋賀スキー協事務局長
竹山 誠一
事務局長 あいさつ
皆様、いつもお世話様です。前任の澤事務局長より引継ぎ、昨年新事務局長に就任しましたブラッファーズSSC の竹山と申します。会員の皆様におかれましては協議会の運営に当り、様々な方面からご協力を賜り心から感謝申し上げます。
さて、昨年は全国勤労者スキー協議会も創立50 周年を迎えました。1969 年の創立以来、約3,000 名の全国会員がスキー・スノーボードを通して活躍しています。また、今年は東京オリンピックの開催年でもあります。我々もスポーツを通じスキーヤー・スノーボーダーとしてアスリート組織の一員として、何か社会に貢献できる活動が出来れば幸いと思っております。
滋賀県スキー協議会には現在6 つのスキークラブがあります。「スキークラブで琵琶湖を取り囲もう!」のスローガンで、全盛期は9 クラブ・会員数が200
名を超え、正月スキー・スノー祭典・少年少女春スキーの3大行事を行っていました。しかし、バブル崩壊とともにスキー人口が減少し、現在6クラブ・会員数は100
名を割っています。今一度、スキー協議会会員の我々は力を合わせてスキー・スノーボードの楽しさを広げること、愛好者の技術向上の要求に応えるための取組を開始したいと思います。滋賀県事務局の運営委員会(指導員・リーダーが中心)から情報発信を行います。各クラブにおかれましては、会長・事務局長を中心にクラブの活性化を切にお願いしたいと思います。現在は、基礎スキー、山スキー、競技スキーなど雪上滑走を楽しむ機会が増えて来ています。事務局としましては、これからの時代に向けてクラブ運営、行事の工夫を提案して初心者、子供から高齢者まで「ひとりぼっちのスキーをなくそう」「もっとスキー」「もっとボード」を活動のスローガンに新規会員の増大の一助を果たしたいと思っています。今後とも、皆様方のご協力を何
卒よろしくお願い申し上げます。